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贅沢貧乏

森茉莉さん・・・森鴎外の娘さんです。

20ウン年前、茉莉さんの「甘い蜜の部屋」という

何ともブ厚い小説を読み、

そのアヤシイ題名よりもっとアヤシイ世界に

ドップリ浸かってしまったのでした。



あ・・・、今回は「甘い蜜の部屋」ではなく、

茉莉さんのエッセイ、

「贅沢貧乏」という本と私との長い付き合いについて

書きたかったのです。



主人公である牟礼魔利さん(茉莉さんです)は

とっても貧乏な小説家ですが、

貧乏というものを心から嫌っていて、

贅沢と豪華が大好き。

でもそれは一般的な贅沢や豪華さとはちょっと違っていて、

魔利さんにしかわからない世界の贅沢さなんです。

とにかく衣食住にも独特のこだわりがあり、

乏しいお金をなんとか工面して、

必死で魔利さんなりの贅沢さを維持している様子が

あっぱれ・・・というか、

面白い!というか・・・。



この本は寝る前のお供で、

もう20ウン年間も私の枕元にあるのに、

一度も読み通したことがないのです。

適当にパラパラめくって、

目についたところだけ1~2ページ読んでみたり、

お気に入りのページだけ読んだりするので、

読み終える・・・ということがありません。



ちなみに今現在、お供の本がもう一冊あります。

庄野潤三さんの「うさぎのミミリー」という本です。

お供になって、もう10年近くなります。

こちらも庄野さんの日常を綴ったエッセイですが、

なんとも優しいほわんとした文章で、

ナイトキャップにはピッタリです。



でもこの本もパラパラめくって、

気に入ったページを読むだけなので、

一度も読み通してはいません。



作家さん達にはなんだか申し訳ないのですが、

私は「贅沢貧乏」と「うさぎのミミリー」が大好きなんです。

ないと困るナイトキャップなんです。



今夜はどちらの本をパラパラしようかな・・・


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[ 2012/02/08 21:29 ] お気に入り | TB(0) | CM(0)





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